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mind picture 2015 【toru】 [Friday Class]

第7回 Club SEI-G写真展 「心の風景」出展作品
「モザイクの石畳 」


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15世紀のバスコ・ダ・ガマに代表される輝かしい大航海時代を築いた当時の面影が残るポルトガルに、
船で入国するという機会を持った。

入港したリスボンの街は、アスレージョの壁とモザイクの石畳によって特徴づけられており、まち歩きで最初に目に入るのは白と黒のモザイク模様の広場や歩道である。

まち行く人達の「ふれあい」をこれらは実に上手く演出してくれているように思える。

石畳の模様は数ある広場、碁盤の目状に配された路毎に異なり、そのまちの紋章や場所のイメージを幾何学模様にして配している。

車路の横断歩道や停止線にも使われ、街じゅう石畳に覆われているといっても過言ではない。

18世紀半ばにリスボン中心部を直撃した大地震と津波によって、大きな被害を受けた市街地をその後復興する際にこのような姿にしたと聞いた。

哀愁と素顔のまちと称されるのは、多分FADO音楽アルファマに代表される下町の風情を云うのであろうが、石畳も一役かっている。

2015 秋 toru



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コメント 1

tatsuro

toruさんの光と影が織りなす石畳の風景。
そんな歴史といきさつがあったんですね。
行きかう人達の声が聞こえそうです。
by tatsuro (2016-04-09 08:43) 

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