mind picture 2014 【Toru】 [Friday Class]
第6回 Club SEI-G写真展 「心の風景」出展作品
「 伯爵の路地 」
トスカーナの世界遺産シエナは12~14世紀に自治都市として大いに栄え、隣国(?)フィレンチェに対抗するほどでしたが、15世紀に入ると、ペストの流行とフィレンチェとの戦争に敗れ、衰退していきました。
この5コマの定点撮影はVicolo del Conte「伯爵の路地」と記された場所で行いましたが、まったく往時の面影はなく、ごく庶民的な裏路地になっており、時々窓からお婆さんが顔を出し洗濯物を取り入れたり、猫や子供が行き来したりしておりました。
地名だけは800年ほどの年月を受け継がれ、多分、当時伯爵家の人々がここを通ったのでしょう。
5月26日の一日、朝はごみ出しに始まり、日光がさしこみ不思議な影を作り、やがて夕方となって薄暗くなり子供の帰宅となりました。
洗濯物は乾ききっていないのでしょうか。
赤いバイクも昼間止まっていました。
今年5~6月、金婚旅行を兼ねて、このシエナに長く滞在しました。
妻は語学研修、娘は美術探訪、小生はカメラをさげて町歩き。
後半はレンタカーでトスカーナの小さな町を訪ねました。
やはりイタリア大好き家族です。
来年は・・・、その為に体力作り。
「 伯爵の路地 」
写真をクリックいただくと別ウィンドウで拡大表示します。
トスカーナの世界遺産シエナは12~14世紀に自治都市として大いに栄え、隣国(?)フィレンチェに対抗するほどでしたが、15世紀に入ると、ペストの流行とフィレンチェとの戦争に敗れ、衰退していきました。
この5コマの定点撮影はVicolo del Conte「伯爵の路地」と記された場所で行いましたが、まったく往時の面影はなく、ごく庶民的な裏路地になっており、時々窓からお婆さんが顔を出し洗濯物を取り入れたり、猫や子供が行き来したりしておりました。
地名だけは800年ほどの年月を受け継がれ、多分、当時伯爵家の人々がここを通ったのでしょう。
5月26日の一日、朝はごみ出しに始まり、日光がさしこみ不思議な影を作り、やがて夕方となって薄暗くなり子供の帰宅となりました。
洗濯物は乾ききっていないのでしょうか。
赤いバイクも昼間止まっていました。
今年5~6月、金婚旅行を兼ねて、このシエナに長く滞在しました。
妻は語学研修、娘は美術探訪、小生はカメラをさげて町歩き。
後半はレンタカーでトスカーナの小さな町を訪ねました。
やはりイタリア大好き家族です。
来年は・・・、その為に体力作り。
toru
2015-03-09 15:51
nice!(1)
コメント(1)
toruさんの5枚は、定点撮影。
石畳の狭い道には、ごみが出されていたり、洗濯物が干されていたり、バイクが駐車していたり・・・
それらが、置かれたり、なくなっていたり・・・
住民は、最後のカットの親子連れだけ。
それでいて、住民の気配や生活が感じられ、どんな人なのか、想像を掻き立てられます。
それらが、由緒ある路地の歴史や時間と共に移り行く影と相まって、見る人それぞれの物語を紡ぐことができる作品だと思います。
by tatsuro (2015-03-12 14:27)