mind picture 2014 【Tomoko】

第6回 Club SEI-G写真展 「心の風景」出展作品

「 中央ヨーロッパ散策 」

写真をクリックいただくと別ウィンドウで拡大表示します。

ゆったりした時間が

古い町並みに流れ

淡い明りの中に

人々の営みが続いていく

tomoko

コメント 1

tomokoさんの作品は、単なる旅行の写真を超えた心の風景ですね。
１枚目は、夕暮れの？町並み。
石畳に車のライトが映りこみ、バギーを押している女性を浮き立たせています。様々な看板や店先の商品も興味をそそられますが、右側の男性もマネキンに何かをしていて気を惹かれます。
２枚目はＵ字形のアパートを下からあおって撮っていますが、洗濯物や自転車看板など、そこに住む人たちの生活が垣間見られて面白い。
３枚目は、私が一番好きな作品です。
広い街の中でよくこんな素敵な風景を切り取ることができたなあと感心します。
左から右下へ坂道があり、画面に変化をつけていますし、左側の大きな木と右下の案内表示（普通は邪魔に感じますが）が画面を引き締めています。
そして何よりひとつだけ明かりが灯った窓。
この窓がこの作品の全てといっていいと思います。
通りに人のシルエットがあったらいい、なんて考えたらきっとばちが当たるかも。
このまま、歌劇の舞台背景に使えそう。
さて、ここで、どんな物語が演じられるでしょう。

by tatsuro (2015-03-04 16:02)